コラムカットから時間がだいぶたってしまいましたが、AFFINYTY LOPROにスターファングルナットを再度打ち込みます。
スターファングルナットの再打ち込みにはいろいろとトラブルが続出しました。。
スターファングルナットをコラムカット前に打ち込んでいたので、取り出して打ち直しです。
ただ、かなりの長さがあるので、スターファングルナットの下辺りで切断したパイプを再度切断してスターファングルナットを取り出します。
再度パイプカッターで・・・
パキッといきました。
スターファングルナットの救出にはこれを使います。
スターファングルナットに・・・
スターファングルセッターをはめて
試行錯誤して叩いて抜き出します。
意外とあっさり抜けました。
特に大きなダメージもなさそうなので、このまま使用できそうです。
スターファングルナットの打ち直しが完了!(打ち方は前回記事参照)
バリが残っている状態ですが、とりあえず早く組みたくてしょうがないのでバリは後で落とすとして先を急ぎます。
定番のPhilグリスを塗って
フォークを装着
スペーサーを装着
ステムを装着しました。
上から見るとこのような状態です。
ステム側はこんな感じ
ヘッドキャップをはめて、ねじを回していきましたが、いくら回してもステムがガタガタ・・・
理由は、フォークが長すぎなようで、さらにカットするか、スペーサーを入れなくてはいけないようです。
これ以上、フォークをカットしてしまったら取り返しがつかなくなってしまいそうなので、取り合えずスペーサーを入れる方向で進めます。
スペーサーなしの現在はこんな感じです。
10mmの1/-1/8スペーサーを上側に入れたイメージ。
う・・・んなんか不自然な出っ張り感。
1-1/8スペーサーの為、ステムキャップが埋もれていますが上から見るとこんなイメージ。
5mm1インチスペーサーを上側に入れた状態。
ステム裏側はこんな感じになる。
横から見ると、これはこれで悪くなさそうですが、ステムの高さ40mmに対して、ステムの中に入れるアルミのスペーサーの高さが若干短く、39mm程度?
ステム40mmに対して、スペーサーが39mmとして、1インチの5mmスペーサーの1mm部分がステムのスペーサーとして使用されるような感じ。
銀色のスペーサーはアルミですが、黒の5mmスペーサーはクロモリ製なので、ステムを締めたときにかかる力加減がおかしくなるのでは?と、ちょっと不安な状態です。
と、ここで思いついた案が、1インチの5mmスペーサーを下に入れて、アルミのスペーサーを上に入れる案です。
この状態だと黒の5mmスペーサーにかかっているので、上の銀色ラインに合わせます。
ステムの取り付けは、下5mmのスペーサーにかからないようにして、銀色のアルミのスペーサーの部分にクランプさせています。
ステムの下が、若干凹んでいる感じですが、これはこれで良いかも!
ってことで、ステムキャップの締め付け!
あらら・・・
と、スレッドのノリで25Nmのトルクをかけたら見事にスターファングルナットがぶっ壊れました・・・
FUJI号でここのトルクが弱かった事で、ハンドル制御ができなくなったことがあったので、しっかりと締付けようと思ったのでした・・・
実際、アヘッドのステムキャップのトルクは3~5Nmで良かったようです。
そして今回はクリスキングのスターファングルナットだったのでクリスキングに限っては1.7Nmで良いようです。
1.7Nmって大丈夫!?と思いますが、それそうの精度で出来ているようなので、むしろ通常トルクをかけると外れるそうです。
右:タンゲ製 1インチフォーク用スターファングルナット
左:クリスキング製 1インチフォーク用スターファングルナット
ということで、1インチのスターファングルナットを調達しました!
残念ながらクリスキングの1インチ用のスターファングルナットはパーツでは手に入りにくいようです。
(1-1/8なら手に入りそうでした。)
ということで、タンゲ製のスターファングルナットを使用することにします。
どうせ町乗り用だし、ファニーバイクに付けるんだし、極限の精度とかもう気にしません。
比べてみると、幅は一緒ですが
高さは全然違います。
タンゲのスターファングルナットにクリスキングのボルトをはめてみましたが問題なし!
ということで、早速スターファングルナットセッターにセットし
スターファングルナットを打ち込みます!
ガツンと!
トルクをかけすぎたせいで、若干フォーク内に傷が入ってしまっていますが、特に問題なくスターファングルナットのうち直しが出来ました。