前回パナ号のリアブレーキを通常位置に取り付けましたが、BBマウントさせる為に試行錯誤していたので記録として残しておきます。
veloce / CAMPAGNOLO
取り付けしようとしたパーツは今回通常位置に取り付けたカンパのベローチェです。
ブレーキケーブルの取り回しが左側の為、BB下への取り付けはチェーンリングと干渉してしまい不可なので必然的にBB上に取り付けとなります。
ブレーキシューの位置も問題ないし、この状態では良い感じ!
BB下より・・・
ネジの長さが足りない・・・
左側ドライブ側より。
干渉は特に問題なさそう。
BB上より。
クランクの干渉が絶妙。
なんとか干渉しなかった場合でもペダリング時にブレーキに足が当たってブレーキがずれたら、最悪リアがロックする!?
あ・・・
アウト!!!
ということで、カンパのveloceをBB周辺にマウントすることは加工無しでは不可と判断しました。
ちなみに、ピストにBBマウントさせる為に使用するパーツで、同じくカンパのLATERAL PULL(ラテラルプル)が有名です。
(※現在では廃盤になっていて入手することは不可能、もしくは困難です。)
しかし、現在でもOEMと思われるパーツがTRPからT925として販売されています。
当初はコチラを前後につけようとして、調達していたのですが以下の結果に終りました・・・
T925R / TRP
はじめにトライしたのはリア用。
ネジの長さが心配でしたが・・・
フレーム横からあわせてみましたが、どう考えても足りず・・・
T925Rアウト!
T925F / TRP
次にFとついているようにフロント用。
取付用のネジは別に付属と言うタイプ。
BB下より合わせていますが、タイヤとブレーキが干渉してNG。
タイヤを後ろ側につければいけたかもしれませんが、すでにチェーンを張っているので、コチラも断念。
フレームの水かきみたいな部分が大きすぎます。
ちなみに、フロントにT925を取り付けようとした場合もシューの高さがずれてしまう為、取り付け不可と判断しました。
T925はパーツ自体もゴツイイメージなので、もともと細身のピストには似合わないんだよ・・・と負け犬の遠吠えで、取り付けは保留となりました。
ちなみに、現在のタイヤの位置だと、そもそもダイアコンペのリア用ピストプレートもタイヤに干渉していたので、どちらのしろ加工が必要でした。
と言うことでBBマウントを行う場合、乗り出しまでまだまだ時間がかかりそうだったと言う事です。
リアブレーキののBB下マウントについてはまだ、試行錯誤の余地があると思うので、時間を見つけてトライしてみたいと思います。