FEATHERにもだいぶ乗り慣れてきたのと、トリックをやりたくなったのでいよいよ固定ギア化しようと思います。
早速ですがFUJI号がひっくり返った状態になっています。
ピストの場合、ホイールの固定はクイックでは無く、15mmのナット式になっています。
今回は15mmのペダルレンチを使用して外していきます。
まずは、チェーン反対側のナットを反時計回りに回す。
次にチェーン側のナットも反時計回りに回す。
どちらが先というのは無いと思います。
2本のナットを緩めたらホイールが緩みました。
ホイールをハンドル方向にずらして、チェーンをフリーホイールの歯から外せば、ホイールを後ろに引っ張るだけでホイールを外すことができます。
フレームからホイールを外したところ
ホイールフリー側
ホイール固定側
こちらに固定ギア(コグ)を装着します。
FETHERの純正ホイールを固定化する場合、専用コグしか装着できません。
より精度の高いコグを使用したい場合は、ホイールから交換する必要があります。
ちなみに、このコグは現在は別売りとなってますので、別調達か購入時に装着してもらいます。
固着防止用にグリスも用意しておきました。
何が良いかわからないときは、とりあえずSHIMANOのハイグレードを使っておけば間違いないということで、SHIMANOのプレミアムグリス(通称デュラグリス)を使用します。
固着防止用の為、ギアの内側部分とハブのネジきり部分にデュラグリスを塗ってあります。
ロックリングを装着して、フックレンチを使用して時計回りに回してコグを締め付けます。
このとき、通常の場合30~50Nmのトルクで回すようですが、どちらにしろこの形状でトルクを測る工具を持ち合わせてないので、外れないように目いっぱい締め付けます。
ホイールにコグがついたらフレームに取り付けます。
取り付け時は外したときと逆の手順で
ホイールを装着してからコグの歯にチェーンをかけます。
後ろから車輪を引っ張りながらフレームとの間隔を見ながらまっすぐホイールを装着します。
ホイールのボルト(トルク:25Nm)を装着すれば完成です。
追記:
このあと、10キロほど試走に走りに行きましたが、ロックリングとホイールのボルトの締め付けが甘かった為、5キロ地点でホイールが緩みました。
ペダルを逆回しにすると、コグにかなりの力がかかるようで、それが原因だと思います。
ホイールはブレーキに干渉するし、チェーンは外れるし、スピードが出てれば割と大変なことになります。
ロックリングとホイールボルトの締め付けはしっかりしましょう。